店舗前に積もった雪を掃く住民=午前9時20分ごろ、三好市池田町シマ

店舗前に積もった雪を掃く住民=午前9時20分ごろ、三好市池田町シマ

 7日午前の徳島県内は上空に流れ込んだ寒気の影響で冷え込み、西部の山間部を中心に雪が積もった。最低気温は、海陽町で氷点下6・7度を記録し2日連続で観測史上最低を更新するなど、8観測地点全てで0度未満の「冬日」となった。

 徳島地方気象台によると、朝の最低気温は那賀町木頭出原氷点下7・4度、三好市東祖谷京上氷点下6・2度、徳島市氷点下3・3度など、各地で平年を3~7度下回った。午前9時時点の積雪量は三好市西祖谷山村18センチ、東みよし町2センチ。

 同市池田町シマでは約10センチの雪が積もり、商店主が店舗前の雪をほうきで掃くなどしていた。

 冬型の気圧配置は徐々に緩み、8日は高気圧に覆われておおむね晴れる見込み。