顔を出してお内裏さまやおひなさま気分を味わう園児=徳島市立木工会館

顔を出してお内裏さまやおひなさま気分を味わう園児=徳島市立木工会館

 3月3日のひな祭りを前に、ミニチュアのひな飾りなどを紹介する「雛(ひな)人形飾り展」が7日、徳島市立木工会館で始まった。

 県内の人形コレクター3人から借り受けた約100点を小型のひな壇に展示。ミニチュアの鏡台や長持ち、茶道具などの精巧な小物も並んだ。ひな壇飾りを描いた掛け軸や、徳島伝統の遊山箱なども飾られ、雰囲気を盛り上げている。

 藍染と阿波しじらの着物を着せ、顔の部分を開けて記念撮影できるようにしたひな人形も設置されている。この日は、近くのわかば認定こども園とさくら保育園の園児約40人が訪れ、お内裏さまとおひなさま気分を味わった。同保育園の杉本大和ちゃん(6)は「お内裏さまになれて楽しかった。いろんな飾りも見られてよかった」と話した。

 雛人形飾り展は3月3日まで。無料。