エイベックス・ピクチャーズ提供

 徳島県出身の山下七海さんら人気声優7人でつくる音楽ユニット「Wake Up,Girls!(ウェイク・アップ・ガールズ、WUG)」が、6年間の活動を経て3月に解散する。昨年7月から最後の全国ツアーで各地を回っており、2月9日には徳島でも公演を行う。山下さんとリーダーの青山吉能さん、センターの吉岡茉祐さんが、これまでのツアーの思い出や今後の意気込みを語ってくれた。

 -9カ月に及ぶファイナルツアーもいよいよラストスパートだ。

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 山下 1月にベストアルバム「Wake Up,Best!MEMORIAL」を発売したんですが、公演でアルバム収録の新曲を披露する時はいつも、どんな反応が返ってくるんだろうとドキドキしています。

 それでも毎回、ワグナー(ファンの愛称)の皆さんがペンライトを使って雰囲気を盛り上げてくださるので、一緒に曲を作り上げている感覚です。

 青山 これまでたくさんの地域に足を運ばせていただいて、どの公演も心に残っているんですが、地元・熊本で初めてライブができたことが本当にうれしかったです。西日本出身の私たち3人で曲を披露できたことも印象に残っています。

 吉岡 私が大阪出身ということもあって、10月の大阪公演では朗読の脚本を書かせていただきました。WUGの楽曲「Polaris」の作詞過程を物語にしたのですが、ワグナーの皆さんが涙を流して聞いてくださり、「脚本がすごく良かった」という評価をたくさんいただきました。

 脚本を作ることで一緒に歩んできたキャラクターたちに恩返しできたみたいで、本当に良かったです。

 -6年間の活動での思い出や自身の変化を実感する部分は。

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 山下 デビュー当時はまだ高校生で、活動のために飛行機で毎週東京へ行っていました。当時は不安ばかりで、東京を歩くことだけでもドキドキしていましたが、今では上京して楽しくお仕事しています。仕事で徳島に帰る時には、あの頃と比べて成長したんだなと実感できます。

 青山 メンバーやスタッフさんなど周りの皆さんに支えていただきながら、リーダーとして成長してこられました。リーダーの在り方というものが私自身が理解するだけでなく、周りのメンバーとも共有できるようになってきたと思います。

 吉岡 ライブを重ねる度に思うのが、メンバーとよく目が合うようになったということです。デビュー当時は自分のことで精いっぱいで周りを見る余裕がありませんでしたが、ワグナーの皆さんの顔も見られるようになってきました。

 自分の個性を出せるようにもなり、WUGの一員としてのパフォーマンスを舞台上で表現できるようになったと思います。

 -徳島県の思い出や印象的な出来事は。

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 青山 初めて徳島を訪れたのは徳島市で開かれているアニメの祭典「マチ★アソビ」の時です。眉山山頂でのライブも印象に残っていますが、とにかくご飯がおいしかったのを覚えています。阿波尾鶏や徳島ラーメン、すだち酒など、徳島の名産をたくさん堪能させていただきました。

 吉岡 デビュー間もない頃、マチ★アソビの眉山山頂ライブは憧れでした。7人そろってそのステージで歌えた時、一つの夢が達成できたと思いました。空き時間にマチ★アソビ名物の「橋の下美術館」を体験したり、駅でお土産を見たりしたこともメンバーとの大切な思い出です。