吉野川市鴨島町の市文化研修センターで11日、市文化協会の華道部門と茶道部門による「合同茶会いけばな展」が始まった。12日まで。
8流派101人が約60点を出品し、複数人が手掛けた横幅約2メートルの大作から数十センチ四方の小品まで、多彩な作品が並んだ。梅や菜の花、フキノトウなどが春の訪れを感じさせ、来場者を楽しませている。
玄関付近では、表千家が茶席を設置した。会員25人が交代でお点前を披露し、来場者に振る舞った。12日は裏千家が茶会を行う。
華道展の作品に見入っていた新居克行さん(82)=同市鴨島町敷地=は「どの作品も丹精が込められていて、素晴らしい」と話した。
合同展は2年に1回開いており、今年で7回目。