台湾・彰化県の国立彰化女子高級中学の1年生91人が、修学旅行の一環で小松島高校(小松島市)を訪れ、阿波踊りやけん玉などの伝統文化を楽しみながら交流を深めた。
歓迎式の後、阿波踊りや茶道、書道、米粉クッキー作りなど八つの体験コースに分かれた。
阿波踊りコースでは、踊りの経験がある2年生9人が片言の英語と身ぶりで手足の運び方や声の掛け方を指導。台湾の女子高生たちは吹奏楽部員の演奏に合わせて思い思いに体を動かし、一緒に声を掛け合ったり記念写真を撮ったりして踊りを満喫していた。
彰化女子高級中学の黄馨亭さん(16)は「阿波踊りは初めてだったが、とても面白い」とにっこり。小松島高2年の武市大和さん(17)は「踊る楽しさは世界共通。笑顔で踊ってくれて良かった」と話していた。