海上自衛隊第44掃海隊(京都府舞鶴市)の掃海艇「すがしま」の一般公開が12日、小松島市の徳島小松島港新港南岸壁で始まった。13日まで。
すがしまは全長54メートル、全幅9・4メートルで、基準排水量は510トン。公開に先立ち入港歓迎式典があり、立石貴大艇長(43)=徳島市出身=が「市民の皆さんに私たちの任務を理解していただければ」とあいさつした。
船に乗り込んだ親子連れや艦船ファンは、20ミリ機関砲や遠隔操作で海中を移動する無人機雷処分具、艦橋などを見て回った。乗組員によるラッパ演奏や手旗信号のデモンストレーションもあった。
掃海艇を初めて見学した徳島市の八万南小学校6年山本耕太君(12)は「機関砲が大きくて迫力があった。海を守ってすごい人たちだなと思った」と話していた。
13日の公開時間は午前9~11時と午後1時~3時45分。予約不要。無料。