塩谷選手のパスからシュートが決まり、大喜びするファン=2日午前0時25分ごろ、徳島市仲之町1の「Fly」

 サッカーのアジア・カップ決勝で日本がカタールと対戦した1日夜、徳島市仲之町1のアミューズメントバー「Fly」には小松島市出身の塩谷司選手(30)らを応援しようとサッカーファン約100人が集まり、エールを送った。

 ファンは店の大型モニター前に陣取って観戦。0―2でリードされた後半24分、塩谷選手からの縦パスが前線につながり、南野拓実選手が1点をもぎ取ると大歓声に包まれた。

 自宅で試合を見守った母宏美さん(54)=徳島市多家良町池谷、会社員=は「心配でまともにテレビを見られなかった。結果は残念だったけど『よく頑張ったね』と声を掛けてあげたい」と話した。

 徳島商業高サッカー部の先輩、薩摩将輝さん(31)=藍住町住吉、会社員=は「クラブW杯の決勝が同じ会場で負けたので、本人は『アジア・カップは取りたい』と話していた。彼が一番悔しがっていると思う」とおもんぱかった。

 徳島県出身Jリーガー後援会の庄野浩司副会長(45)=徳島市南昭和町7、飲食店経営=は「ボールの取り合いではカタールに負けておらず、体の強さを見せてくれた。今後も日本代表に選ばれて徳島の子どもに夢を与え続けてほしい」と期待した。