バレンタインデーの14日、徳島市川内町の徳島自動車道・徳島インターチェンジ(IC)料金所で、チョコレートと啓発グッズを配って安全運転を訴えるキャンペーンがあった。
西日本高速道路四国支社の女性職員、県警高速隊員ら約20人が参加。料金所で止まった車のドライバーに「いつもより、チョコっと気を付けて運転してください」と声を掛け、高速道路で事故や故障を起こした際の対処法などが書かれた啓発チラシとチョコのセットを手渡した。
県警高速隊によると、県内の高速道路では昨年1年間に人身事故11件(前年比8件減)と物損事故222件(42件減)が発生。8月には徳島道の路肩に停車中のバスに大型トラックが追突し、2人が死亡する重大事故が起きている。今年は2月13日までの人身事故はゼロ(前年同期比2件減)で、物損事故は29件(10件増)。
高速隊の田中隆副隊長は「高速道路は信号がなく、単調な運転が続くため、注意が散漫になりがち。早めに休憩を取るよう心掛けてほしい」と話した。