小松島市と勝浦郡、阿南市の一部を所管するJA東とくしまは、地元産の酒米を使った純米吟醸酒「あいさい黄金(酒こがねしゅ)」=写真=を商品化し、管内3カ所の産直市で販売している。
小松島市で栽培した酒米・山田錦を原料に、醸造を日新酒類(上板町)に委託。県立工業技術センターが開発した「LED夢酵母」を使い、やや辛口のすっきりした味に仕上げた。
価格(税込み)は720ミリリットル入りが1600円、1・8リットル入りが3500円。産直市のみはらしの丘あいさい広場(小松島市)、よってネ市(勝浦町)、とれとれ市公方(阿南市)に置いている。
JA東とくしまは、管内の稲作振興を目的に日本酒の開発に取り組んでいる。商品化は2017年4月の純米酒「あいさい夢物語」に続いて2種類目。