シリコンバレー企業の動向を紹介する伊東氏=徳島市のホテルパークウエストン

 情報通信技術(ICT)の活用による地域経済活性化を目指す「e|とくしまビジネスセミナー」(e|とくしま推進財団主催)が、徳島市のホテルパークウエストンであった。富士通の伊東千秋元取締役副会長が「シリコンバレーから見える未来社会」と題して講演し、県内企業の関係者ら約130人が参加した。

 伊東氏は、配車大手ウーバー・テクノロジーズなど、米シリコンバレーの成長企業が異業種参入を続け、業界の垣根が失われつつある現状を紹介。「資本主義の本質が変わる。設備投資や大量生産といったモデルは古い」と語った。

 人工知能(AI)について「研究段階ではなく応用段階だ」と指摘。「イノベーションには既存勢力への対抗心が大切。シリコンバレーもかつては米国の中の田舎だった。徳島は日本のシリコンバレーを目指すべきだ」と述べた。