地域の仕事づくり、担い手育成を考える徳島大、県信用保証協会、徳島新聞社の連携講座「まちしごとファクトリー」の本年度最終セミナーが27日午後1時半から、徳島市の徳島大常三島キャンパスで開かれる。県内各地で「地域の入り口」として情報発信や移住者支援を行う4人をゲストに招き、意見交換する。

 ゲストは、神山町をはじめ全国で人材育成事業を手掛ける祁答院(けどういん)弘智さん、移住者として阿波市のPRにも携わる建築士の高橋利明さん、美波町の移住促進団体で活動するフリーライターの飛田久美子さん、三好市で地域住民の交流拠点を運営する西崎健人さん。司会は徳島大地域創生センター副センター長の山中英生教授が務める。地域の現状や地域づくりへの参加について、来場者も交えて意見を交わす。

 セミナーの前半では、地域に根差したスモールビジネスの起業を目指す受講生が事業計画を発表する。

 参加無料。申し込みはメール<chkoukenk@tokushima-u.ac.jp>で。問い合わせは徳島大地域創生センター<電088(656)9910>。