GW期間中のツアーの資料が並ぶ旅行代理店=徳島市南末広町のエアトラベル徳島イオンモール徳島店

 新天皇の即位に伴い4月27日から5月6日まで10連休となる今年のゴールデンウイーク(GW)の旅行商戦が活況だ。徳島県内の旅行代理店では、既に欧州など長距離路線の予約が取りづらく、キャンセル待ちになっている。国内、県内の観光地も順調で、早めの予約を呼び掛けている。

 エイチ・アイ・エス徳島営業所(徳島市通町)では、1月15日時点の海外予約数が前年同期比で4倍以上に。ハワイ、シンガポール、香港、バンコク、ケアンズ(オーストラリア)の順に人気という。

 JTBの県内直営3店舗、提携販売店を合わせた予約数はアジアが前年同期比2・15倍。国内も東京ディズニーリゾート1・1倍、沖縄1・2倍と、定番の観光地に予約が集まっている。

 各店とも例年より2~3カ月早い昨秋から予約が入り始めた。エアトラベル徳島(徳島市幸町)では昨秋からハワイや欧州、アジアなど各方面でキャンセル待ちが相次いでいる。企画仕入部の平石順部長(50)は「3~4月にキャンセルが出る可能性もあるので、早めの予約をお勧めします」と話す。

 県内への観光客も増えそうだ。ルネッサンスリゾートナルト(鳴門市鳴門町)は4月27日と5月5日以外の予約が順調で、期間中の予約は既に前年比2・23倍。昨年末のNHK紅白歌合戦で県出身のシンガー・ソングライター米津玄師さんが鳴門市の大塚国際美術館を舞台に生中継した影響もあるとみている。

 大歩危峡まんなか(三好市山城町)は3~4割が埋まっている。今年は4月30日~5月2日が休みとあって、例年は空きがちだったGW中盤から埋まりつつある。大平克之社長(64)は「これほどの大型連休はまたとない機会。多くの人に訪れてほしい」と期待している。