5日、県内は北西の風が強く、寒い一日。山間部は雪が降ったようだ。海上では前日の波は収まったものの水温が不安定で出船を見合わせた渡船業者もあった。数年前までは北西の風が吹けば県南は潮が上り、雪が降れば爆釣などの定説もあったようだが黒潮の蛇行であまり水温の上昇がみられない。しかし、最近では水温が上がれば安定しなくても魚の活性が上向き、食うときもあるようだ。餌取りの少ないときはアタリがあれば本命というときも多いので低水温でも挑戦してみよう。
[磯]<大島>5日、水温14・2~14・3度。グレは、本場回りの沖ソエで31~48センチを5匹。櫂投回りの中ノハエ地では型は未確認だが3匹。
<高知・甲浦>5日、西寄りの風が吹いたが穏やか。水温14・6~14・9度。ヒナダンで33センチのグレと42センチのイシダイを各1匹。
<牟岐>4日、大島は下り潮が流れ水温11・6~12・5度。港の中は13・8度。少し波があり8時すぎに南西の風が強く吹き出し、さらに波が高くなった。津島でも水温は11度台で波もあったようだ。大島と津島を会場に阿南市の釣具店主催の磯釣り大会が67人の参加で行われた。14時までの競技で対象魚はグレ、チヌ、マダイ、イサギ、アイゴ、イシダイ、イシガキダイで8匹までの重量を競った。5隻に分かれ出船したが本場回りのクジを引いた船は、8時すぎに波が高くなって磯替わりを余儀なくされた。予定通り競技は14時まで行われたが水温が低く、サシ餌が取られない場所が多かったようだ。計量に持ち込まれたのはグレ、イサギで5人が各1匹ずつ。総重量も2715グラムと振るわなかった。大島の櫂投げ回りの中ノハエ地で阿南市の吉岡輝夫さんが32センチのグレ1匹(660グラム)で1位。佐本回りのナデで同市の浦川利幸さんが32センチのグレ1匹(630グラム)で2位。津島の一番で徳島市の湯浅誠一さん30センチのグレ1匹(540グラム)で3位。佐本回りの大バエで阿南市の一楽悦紹さんが35センチのイサギ1匹(470グラム)で4位。同所で徳島市の濱中賢太郎さんが30センチのイサギ1匹(415グラム)で5位。
[波止]<高知・室戸>4日、夜明けすぎまで2人がアジを餌に取り込みにはヤエンを使い0・5~1キロのアオリイカ4匹。アタリは10回ほどあった。
[船釣り]<浅川沖>3日、北東の風で少しうねりがあった。水温13・5度。沖のカケ釣りでジギングをした人が95センチのブリ1匹と75~80センチのメジロ4匹。別の船も似た仕掛けで70センチのサワラ1匹と70~80センチのメジロ4匹。(県釣連盟報道部)
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