搭乗橋から負傷した乗客を運び出す参加者=松茂町の徳島阿波おどり空港

 松茂町の徳島空港で7日、旅客機事故に備えた訓練(国土交通省徳島空港事務所主催)があり、海上自衛隊徳島教育航空群(徳教群)や板野東部消防組合、県医師会など26機関の約190人が、負傷者救護の手順を確認した。

 関西空港に向かっていた旅客機のエンジンが故障し、徳島空港に緊急着陸したとの想定で実施。機体に見立てた搭乗橋に取り残された乗客21人を、自衛隊員らが救出した。

 救急隊員は治療の優先度を判断する「トリアージ」を行い、医師が負傷者の応急処置に当たった。病院搬送に使用する陸自第14飛行隊(松茂町)のヘリや救急車に運び込む練習もあった。

 徳島空港では5日に徳教群の練習機の左後輪タイヤがパンクし、滑走路が一時閉鎖されるトラブルがあっただけに、参加者は真剣な表情で訓練に取り組んでいた。