サッカーJ2徳島ヴォルティスは6日、DF大屋翼(31)がJ2大宮アルディージャから完全移籍で加入することを発表した。メディカルチェックを経て正式に契約する。

島根県出身の大屋はサンフレッチェ広島ユースを経て関西大学に進学。大学在学中の2006年にはヴィッセル神戸の特別指定選手にもなった。09年にJ1神戸に加入した後、岡山、大宮でプレーした。キャリア通算ではJ1で54試合1得点、J2では40試合に出場。リーグカップは23試合1得点、天皇杯は16試合1得点を記録している。

 大屋は足元の技術に優れ、攻撃ではビルドアップに定評があり、守備では粘り強さがある。大宮では主に左サイドバックだったが、ボランチの経験もある。

 徳島への加入が発表され「今年からお世話になります。徳島のチームスタイルに早くなじんで、チームに貢献できるように頑張りますので、よろしくお願いします」と意気込みを語っている。