「水門祭」で勇ましく櫂伝馬のかいをこぐ若者ら=9日午後、和歌山県串本町大島

 和歌山県串本町大島にある水門神社の例祭「水門祭」が9日、神社境内や大島港で行われた。祭りのハイライト「櫂伝馬競漕」では地元の若者らが乗り込んだ2隻の舟が速さを競い、観客から盛んな声援が送られた。

 大島港は古くから良港として知られ、商船の寄港地としても栄えた。祭りは豊漁や商売繁盛を願い、弓を射る儀式、獅子舞奉納なども行われた。

 櫂伝馬は「鳳」と「隼」の2隻。全長約10メートルの舟に17人ずつが乗り込み、対岸の串本港まで往復3・6キロを競った。冷たい雨が降りしきる中、若者らは上半身裸になって「ヤーヤー」と声を上げて勇ましくかいをこいだ。