卓球の2017年度全日本選手権は15日から21日までの7日間、東京体育館で行われる。徳島県関係は14人(男子8人、女子6人)が出場。男子ダブルスで前回準優勝した日本リーグ1部・日鉄住金物流の藤村友也(和田島小-岐阜・長森中-愛工大名電高-愛工大出)に優勝の期待が懸かる。
藤村は愛工大の選手とペアを組んで4回戦からの出場となる。ダブルスでは藤村のほか、男子の濵川明史(日鉄住金物流、城東中-上宮高-近大出)、女子の楠川愛子(愛工大、城南高出)も有力で、それぞれ同じ所属先の選手とペアを組む。前回は共に5回戦で敗れており、あと一歩届かなかった8強入りを目指す。
藤村、濵川、楠川愛はシングルスではベスト16以上を目標に戦う。このほか、男子シングルスに浜田大樹(徳島大)、同ダブルスには喜多修一・志田昌彦(パナソニックエナジー徳島)組、笹田卓嗣(尽誠学園高、藍住東中出)組、女子シングルスに楠川陽子(徳島銀行)、寺本愛花(徳島市立高)、同ダブルスには戎野那菜・森影千紘(徳島商高)組がエントリーしている。混合ダブルスには三谷尚輝(城南高)と戎野の高校生ペアが挑む。
ジュニアでは、女子シングルスの大川真実(ミキハウスJSC、福島小-四天王寺中)が高校生らを相手に上位進出を果たせるか、注目が集まる。一般と両部門で出場する男子シングルスの三谷、14歳の住友祐介(徳島中)、女子の森影、戎野は初戦を突破して勢いに乗りたい。