海のごみ問題について講演するさかなクン=牟岐町海の総合文化センター

 プラスチックごみなどの削減について考える「海岸保全・海ごみ対策フォーラムINとくしま」(県など主催)が9日、牟岐町川長の町海の総合文化センターであった。タレントで東京海洋大名誉博士のさかなクンが講演し、親子連れら約500人が耳を傾けた。

 さかなクンは、海洋を漂流するうちに細かく砕けたプラスチックごみ「マイクロプラスチック」の有害性に触れ、「イワシなどが誤飲して死んでしまい、食卓に並ぶ魚類が減る恐れがある」と指摘。「物を大事に使ってごみを減らすのが大切。一人一人ができることをやっていけば自然は回復する」と訴えた。

 鷲敷小3年の前田桔平君(9)は「生き物が暮らしやすい海になるよう、ごみを減らしたい」と話した。

 講演に先立ち、海部郡内の海岸3カ所で漂着ごみを集める清掃活動もあった。