前半30分、鳴門渦潮の古谷が相手GKをかわしてゴールを決め、3―0とする=鳴門渦潮高

 サッカーの2018年度徳島県高校女子新人大会最終日は9日、鳴門渦潮高で3位決定戦と決勝が行われ、決勝は鳴門渦潮が4―0で徳島商を下し、7年連続7度目の頂点に立った。

 試合支配 女王の貫禄

 個の技術と組織力の高さで勝る鳴門渦潮が女王の貫禄を見せつけ7連覇した。平野主将は「伝統をつなぐことができて良かった」とほっとした表情を浮かべた。

 序盤からボールを支配しながら、なかなかシュートが枠を捉えきれない。「魂を込めてプレーしろ」。ベンチから飛ぶ吉成監督の声に奮起したのは1年生ストライカーの古谷だった。

 前半29分。ペナルティーエリアの外から右足を振り抜いたシュートが、GKの頭上を越えてゴール中央に刺さった。目の覚める先制点に「相手ディフェンスが来ていなかったので狙った。きれいに足に当たった」とにっこり。ここからチームは勢いづき、立て続けにゴールが決まった。

 1月の全日本高校女子選手権は惜しくも初戦敗退。新チーム発足後のミーティングで「日本一を目指そう」と意思統一を図った。高い目標を掲げるだけに、平野主将は「一つ一つのプレーがまだ雑。もっと質を上げたい」と貪欲だ。伸びしろを秘めたチームは、さらなる高みへ突き進む。