立江寺で開く寺市の会場になる信徒会館=小松島市立江町

 小松島市立江町の四国霊場19番札所・立江寺は23日から25日まで、恒例の初会式と大植木市に合わせて「十九番 寺市」と名付けたイベントを初めて開く。近年、初会式と大植木市の集客が落ち込んでいるため、門前のにぎわい復活を目指して企画した。

 寺の呼び掛けに応じたハンドメイド作家や職人らが出店。境内や信徒会館を会場に「才・食・健・美」と銘打ち、アクセサリーや梅酒、ヘアアレンジ、占いなど27ブースが並ぶ。大植木市も催されるため、露店や植木の販売もある。

 寺などによると、10年ほど前は3日間で約1万人が訪れていたという。それが近年は約千人にまで減少。危機感を募らせた尾池弘行寺務長(47)が「以前のにぎわいを取り戻したい」と、知人のアクセサリー作家、坂東龍治さん(45)=同市前原町川屋=に相談し、昨年6月から準備を進めてきた。

 坂東さんは、幅広い世代が集える催しにしようと、こだわりの商品を並べるクリエイターズマーケットのような寺市を提案した。尾池寺務長は「好評なら初会式にこだわらず、定期的な開催も考えたい」と話している。

 午前10時~午後4時(最終日は午後3時まで)。