女子決勝・徳島市立対徳島商 ダブルスでストレート勝ちし、優勝に貢献した徳島市立の寺本(右)・秦組=とくぎんトモニアリーナ

 卓球の2018年度徳島県高校新人学校対抗大会は9日、徳島市のとくぎんトモニアリーナで団体戦が行われ、15校16チームで争った女子は、徳島市立が2年ぶり11度目の優勝を飾った。26校44チームが出場した男子は、城南が4年連続6度目の栄冠に輝いた。

 全国総体目標に団結 徳島市立

男子決勝・城南対徳島商A ダブルスで激戦を制した三谷(左)・佐伯組

 女子の徳島市立は1回戦から決勝まで4試合全てストレート勝ちし、2年ぶりの頂点に立った。

 昨年王者の徳島商との決勝でチームを勢いづけたのが第1シングルスの1年・板東。相手のエース森影には昨夏対戦し惜敗していたが、気負いなく3-2と粘り勝ちした。「周りの声援もあって集中していた。焦らず落ち着いてレシーブできたのが良かった」と勝因を語った。

 3-0で優勝を決めたダブルスの寺本・秦組は連係が光った。寺本の巧みなサーブで相手レシーブを崩し、秦が強烈なスマッシュを打ち込む。寺本が「しっかり相手を見てコースを狙った」と振り返ると、秦も「競り合っても声を掛け合い、焦らずにプレーできた」と笑顔を見せた。

 1週間前の選抜大会四国予選で全国切符を逃したばかり。郡主将を中心に「もう一度みんなで頑張ろう」と気持ちを切り替え、団結した。郡主将は夏の全国総体出場を目標に据え、「練習の質を高め、夢を果たしたい」と意欲を新たにしていた。

 冷静な試合運び光る 城南

 3月の全国選抜大会に向けて、ともにチーム力の底上げに取り組む城南と徳島商Aの男子決勝は、落ち着いた試合運びを見せた城南が3-0で快勝した。

 城南で最も勝利を計算できるというダブルスの三谷・佐伯組。決勝では1ゲームを先行されたが焦らなかった。「レシーブからの展開を考えて打つコースを変えた。諦めずに戦えたのが収穫」と三谷。3ゲームを連取して試合を決めた。

 第2シングルスの1年・前島は昨年10月に敗れた相手に雪辱し、「苦手なカットボールへの対応で練習の成果を出せた。メンタルも強くなったと思う」と会心の笑顔だった。