J2徳島ヴォルティスに新加入したGKカルバハルが26日、宮崎市の県総合運動公園ラグビー場で2次キャンプ中のチームに合流し、初練習に汗を流した。
GK梶川、松澤と一緒にキャッチングを練習。細かいステップの後、左右に飛ぶボールを両手でがっちりつかむなど、徳島の練習メニューを苦にせず、中河GKコーチとも時折談笑し、終始明るい表情をのぞかせた。
チームの印象について「全員が非常にプロフェッショナルな姿勢で取り組んでいて、とてもいいクラブ」とにっこり。「正確なキックが強み」と胸を張り、「J1昇格を目指すチームにできるだけ貢献したい」と抱負を語った。
チームは27日のJ1鹿島との練習試合に備え、主に攻撃の組み立てを再確認。21日のJ2讃岐との練習試合では無得点で敗れているだけに「今季初得点、初勝利」に向けて臨戦態勢を整えた。
選手は相手のDF陣に見立てたバルーンの人形を配置した中で左右に素早くボールを動かし、スペースにパスを通す練習から始めた。
その後はやや狭めたピッチで11人対11人のミニゲーム。得点シーンこそ少なかったものの、MF前川や島屋、FW山﨑や藤原志が速いパス交換から鋭い突破を見せた。
MFシシーニョは「鹿島はJリーグで一番強いチーム。だけど負かすことはできる」と意欲的。小西も「いい練習が積めている。どれだけできるか試したい」と、待ちきれない様子だった。