日本学生野球協会の2017年度優秀選手(大学26人、高校47人)に選ばれた鳴門渦潮高野球部前主将の3年、松﨑健太捕手(18)の表彰伝達式が30日、同校であった。
県高野連の永松宜洋会長が「県の代表として、賞に恥じることなく自信を持って精進してほしい」と話し、記念盾を授与。松﨑は「本当にうれしく思う。これからも、自分らしくはきはきとした行動を心掛けて頑張る」とお礼を述べた。
鳴門渦潮高は昨夏の全国高校野球選手権徳島大会で9年ぶり7度目の優勝を飾り、現校名となってから初めての甲子園出場を果たした。全国大会では1回戦の日本文理(新潟)戦で敗れたが、松﨑は2安打を放つなど攻守で存在感を見せた。
卒業後は城西国際大への進学が決まっていて、2月3日から大学の練習に合流する予定。「目標は明治神宮大会出場。そのためにも、まずは体力をつける」と抱負を語った。