力強く矢を射る徳島城射初め保存会の会員=徳島市の徳島城博物館表御殿庭園

 徳島藩の蜂須賀家が一年の無事と武運長久を祈り行っていたとされる新年行事を再現した「徳島城射初め演武」が10日、徳島市の旧徳島城表御殿庭園であった。

 県内の有志でつくる徳島城射初め保存会の会員約30人が、蜂須賀家の弓術指南役を務めた流派「日置流弓術」の技を披露。ひざまずいた状態から右膝を浮かせて射る「跪坐」や、座ったまま射る「矢倉」などの演武を行い、見事に的が射抜かれると観客から大きな拍手が起きた。

 薩摩藩弓隊の射法を伝える薩摩日置流腰矢指矢保存会による特別演武もあった。