鳴門市が卓球Tリーグ会場として想定している鳴門アミノバリューホール=鳴門市撫養町立岩

 スポーツによる地域活性化に取り組んでいる鳴門市が、卓球の新リーグ「Tリーグ」の公式戦誘致に乗り出す。一流選手のプレーを間近で楽しんでもらい、にぎわいづくりや子どもの競技力向上を図る。開催が実現すれば四国初となる。

 Tリーグは男女各4チームで昨年10月に開幕。団体戦で各チーム21試合ずつ行い、男女それぞれ上位2チームが3月17日のファイナルで優勝を争う。1試合平均1350人の観客を集めている。

 市は、来シーズンの公式戦誘致を目指して県卓球協会と共にTリーグに働き掛ける。会場は、鳴門アミノバリューホールを想定している。

 2016年のリオデジャネイロ五輪でメダルを取った水谷隼選手や石川佳純選手らの活躍もあり、近年卓球人気は高まっている。鳴門市でも、市卓球協会が毎週開く教室に幅広い年代の約70人が集まり、10年前からほぼ倍増している。

 東京五輪・パラリンピックを来年に控え、今後さらに関心を集めるとみられ、市はリーグ戦を誘致して地域の活性化や競技の普及を目指すことにした。

 機運を盛り上げようと、4、10月にTリーグ参加チームを招いた卓球教室を鳴門アミノバリューホールで開く。女子・日本生命レッドエルフ(大阪)の監督が技術や練習方法を指導し、選手が模範試合を披露する。

 19年度一般会計当初予算案に誘致費112万円を盛り込み、市議会3月定例会に提出する。

 〈Tリーグ〉国内外の一流選手を集め、2018年10月に東京・両国国技館で開幕した。試合は1ダブルス、3シングルスの4マッチで行う。元日本代表の松下浩二さんが理事長、福原愛さんらが理事を務める。水谷隼、石川佳純両選手のほか、東京五輪での活躍が期待される張本智和選手や平野美宇選手らが参加している。