徳島ヴォルティスユース所属で2種登録のMF藤原志龍が、U-18(18歳以下)Jリーグ選抜の18人に選ばれた。10日に埼玉スタジアムで行われる親善試合「ネクスト・ジェネレーション・マッチ」で日本高校選抜と対戦する。
生光学園高2年の藤原は1月のトップチーム始動日から、休むことなく練習に参加。これまで讃岐、鹿島、甲府との練習試合にも全て出場した。
横へ縦へと細かいステップを刻む切れ味鋭いドリブルが持ち味。鹿島戦でも大柄な相手DF陣に果敢に突破を挑んだ。試合後は「思ったよりはボールを持てた。もっとシュートの意識を高めたい」と振り返るなど、大舞台にも物おじしない胆力も魅力の一つだ。
親善試合は日本サッカーの将来を担う有望選手同士の戦いで、日本代表の柴崎岳(スペイン・ヘタフェ)や久保裕也(ベルギー・ヘント)もかつて出場した。