塗り直しのための覆いに実物の写真が取り付けられた平和祈念像=12日午前、長崎市

 長崎市は12日、原爆の爆心地近くにある平和祈念像を塗り直す前に、全体をシートで覆った。塗料が飛び散らないようにするのが目的。きれいに“化粧”を整え、元の青みがかった色になって人々の前に姿を現すのは、3月下旬になる見通しだ。

 塗り直しは19年ぶり。祈念像の表面があちこちで剥げ落ち白っぽくなってしまったため、市は被爆から75年の節目を迎える2020年に先だって塗り直すことにした。1月下旬から、作業用の足場を組む作業が始まっていた。

 足場には白いシートが結びつけられ、祈念像は完全に隠れた。作業員らは、像の姿を印刷した5メートル四方の布を掲げ、像の代わりとした。