国際大会や全国大会で活躍した選手、指導者に贈られる2017年度徳島県スポーツ賞の表彰式が19日、県庁であった。グランプリ賞の2選手2団体と指導者2人、ドリーム賞の5人、グランプリ特別賞の1選手2団体がそれぞれ表彰された。
ジュニアの部でグランプリ賞に輝いた板野中学弓道女子チームなど受賞者が、飯泉嘉門知事から表彰状とトロフィーを受け取った。板野中の島津沙也花主将は「改めて優勝の喜びと周りへの感謝の気持ちを持った」と笑顔を見せた。チームの指導者として同賞を受賞した吉田美恵子さんは「真面目に練習に取り組んだ子どもたちのおかげ。(選手たちには)いつまでも弓を引いてほしい」と話した。
このほか、グランプリ賞に選ばれたのは、ユースの部がサーフィンの安室丈(未来高2年)、シニアの部がラフティングのザ・リバーフェイス、障がい者スポーツの部が陸上の村尾茉優(四国大4年)、村尾を指導した多田和代さん。安室はオーストラリア遠征のため欠席し、母親の英子さんが代理で受け取った。
グランプリ賞の選手名は、鳴門ポカリスエットスタジアムにあるグランプリボードに刻まれる。