岡田 幸助氏(おかだ・こうすけ=前ゲンボク社長、前徳島県経営者協会会長)12日午後1時40分、肺炎のため徳島市内の病院で死去、88歳。那賀町出身。自宅は徳島市助任本町1丁目19。葬儀・告別式は15日午前10時から徳島市寺町95の2、イマデヤ葵会館で。喪主は妻佐禧子(さきこ)さん。

 那賀町で代々続く林業家に生まれ、東京農工大卒業後の59年、木材卸の徳島県原木市場(現ゲンボク)に入社。83年から14年まで社長を務め、取締役会長、取締役常任相談役を歴任した。グループ会社の住宅メーカー・山一興業社長も務めた。県経営者協会会長(99~05年)をはじめ、県木材協同組合連合会会長、全国木材協同組合連合会副会長などに就き、県内経済の活性化に尽力した。

 ゲンボクと山一興業の現社長の岡田育大(いくひろ)氏は、幸助氏の実兄で県森林組合連合会会長を務めた故岡田焏助(じょうすけ)氏の孫。