徳島市の阿波踊りを主催する「阿波おどり実行委員会」は13日、3月末までに民間委託先の事業者を決定するなどとした今夏の阿波踊りに向けたスケジュールを決めた。委託に関する募集要項や仕様書を15日に公表した後、説明会や審査を行い、4月1日から業務を委託する。実行委の新委員長には弁護士の松原健士郎委員(73)を互選した。 

 市役所で開いた会合には、これまで委員長を務めていた遠藤彰良市長や一部委員に代わり、松原氏ら新メンバー4人を含む6人が出席。民間委託に向けたスケジュールや業務内容を承認した。

 委託先の事業者が担うのはチケット販売、広告・協賛金の募集など阿波踊り関連の業務全般。委託期間は2019~24年度の5年間とした。応募資格があるのは法人などの団体で、複数の団体が共同体として申請することも可能としている。

 募集要項と仕様書は15日から3月20日まで市のホームページで公開し、市観光課でも配布する。2月25日には希望事業者向けの説明会を市役所で開き、同26日から申請書類の提出を受け付ける。

 事業者のプレゼンテーションを評価する選定委員会を3月26日に開き、その結果を基に3月末に開く実行委の次回会合で受託業者1社(または1共同体)を決める。

 松原氏は委員長就任に当たり、「委員から出される卓見のまとめ役として最大限力を尽くし、徳島最大のイベントを成功させたい」とあいさつした。

 長年、阿波踊りの運営に携わってきた徳島新聞社は業務を受託するかどうかについて、「現状では決まっていない。仕様書を見てから公募に応じるかどうか判断したい」としている。