屋内練習場でライナー性の当たりを放つオリックス・杉本=宮崎市

 プロ野球オリックスの宮崎キャンプで、故障明けの杉本裕太郎(徳島商高―青学大―JR西日本)が順調な調整を続けている。屋内での打撃練習では、ライナー性の当たりを連発し「いい感覚で振れている」と表情は明るい。

 昨季は2試合連続満塁弾を放つなど勝負強さを見せたが、9月に左手に死球を受けて骨折し戦列を離れた。2軍スタートとなったキャンプの第1、第2クールははやる気持ちを抑え、バットを振りすぎないよう調整。好調時の打撃を意識し、個別練習ではスイングの軌道を確認してきた。

 成果は徐々に出てきている。右手の使い方などオフの取り組みが実を結び、11日の紅白戦では2打数無安打ながら、センター方向に強い当たりを放った。米村2軍チーフ兼打撃コーチは「バットの入る角度がものすごく良くなった。実戦でいかに対応できるか楽しみだ」と期待する。

 入団後3年間で放った5安打は本塁打3本、二塁打2本といずれも長打。それだけに本人も「長打力で勝負する」と迷いはない。けがを乗り越えた長距離砲が、1軍復帰へ猛アピールを続ける。