イオンモールの巨大な立体駐車場

徳島市南末広町の大型ショッピングセンター「イオンモール徳島」が27日にグランドオープンする。徳島県内初出店の64店を含む専門店151店が入り、シネマコンプレックスも備える。計画発表段階から県民の関心も高く、開業直後にゴールデンウイークを迎えるため、大規模な渋滞も心配されている。徳島市内の公共交通機関を利用する人は、注意をしておこう。

◆路線バスへの影響は大きい◆

早めの乗車を呼び掛ける徳島市バスの文書=徳島駅前

 イオンモールには、3100台分の駐車場が確保されている。多くの人がマイカーで来店すると予想され、周辺の道路では大規模な渋滞が起こる可能性もある。これによって最も影響を受けそうなのが路線バスだ。

特に、末広や沖洲方面への路線を持つ徳島市営バスは、ダイヤの乱れが避けられそうもない。徳島駅前のバス乗り場や各バス停に「当面の間、道路渋滞による大幅な遅延の発生が予想されます」との文書を掲示し、予定より早めの便への乗車を呼び掛けている。

徳島バスは、国道11号より東側を走る路線はほとんどないため、市バスと比べると、影響は少なそうだ。ただ、国道11号まで混雑が及べば各路線に遅れが出ることも考えられ、市バス同様に早めの乗車を喚起している。両バスとも「どのぐらいの渋滞になるのか見当もつかない」と困惑している様子だ。

◆自分が乗る路線の運行状況確認を◆

 徳島市バスの東部循環線は、市内中心部とイオンモール周辺などを通る路線。市民病院も経由するが、ダイヤ通りの運行は難しそうだ。路線バスは、1便が遅れると、次の便にも影響が及ぶので乗車時には運行状況を確かめよう。
フェリー乗り場行き路線のほか、小松島市方面から徳島市東部に向かう路線にも影響が出る可能性もあり、注意したい。
路線バスの運行状況が分かるインターネットのサービス「とくしまバスNaviいまドコなん」が運用されている。乗車前に確かめてほしい。
バスNaviには以下からアクセスできる。

スマートフォン・タブレット

携帯電話(フィーチャーホン)

パソコン

◆帰省客や県内への行楽客も余裕を持った行動を◆

ゴールデンウイーク中の混雑の予想や早めの行動を呼び掛ける投稿(南海フェリーのfacebookより)

 イオンモール徳島の東側は海の玄関口で、関西や関東などとを結ぶフェリーが発着している。約1㌔東に乗り場のある南海フェリーは、乗船予約時に、周辺での交通渋滞が予想されることを伝え、早めの行動を呼び掛けている。「徳島県内の人は知っているが、県外の人はイオンモールの開業や影響を知らない」と話す。フェイスブックも活用し、ゴールデンウイーク中の利用者に周知を図っている。

予約の有効期限は出発の15分前。時間をすぎると自動的に予約がキャンセルになってしまうという。ゴールデンウイーク期間中には、満車になる便もあるため、すぐ次の便には乗れないかもしれない。「余裕を持って乗り場に来てほしい」と話している。

マリンピア沖洲発着のフェリーを運行するオーシャントランスでも、連休中に徳島から車で乗船する予約客に、周辺道路での渋滞発生の恐れなどを電話で伝えている。

徳島市中心部では5月5~7日にアニメやゲームのイベント「マチ★アソビVol.18」が開かれ、県外からも多くのファンが参加する。他の行楽地を訪れる人も、交通の状況に注意を払い、楽しい旅にしてほしい。

                       (2017年4月23日)

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