球場で実戦形式の練習をする富岡西の選手たち=JAアグリあなんスタジアム

 第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕・甲子園)に出場する富岡西ナインは17日、JAアグリあなんスタジアムで約3時間の実戦練習に汗を流した。この日は大会本番の雰囲気に慣れる目的も兼ね、甲子園球場に近い広さのスタジアム(両翼100メートル、中堅122メートル)を使った。

 打撃練習は接戦の試合終盤を想定し、打者は投手の球をしっかりと見極め、走者が出れば送りバントや進塁打を心掛けて打席に入った。試合では一つの走塁が明暗を分けることもあるだけに外野手の山﨑は「広い甲子園ではランナーコーチの声も聞こえにくくなるだろう。視野を広げ、自ら走塁の判断ができるようにしたい」と話した。

 守りに力点を置くチームらしく、守備練習で選手の適応性に合わせてポジションを入れ替えながら、さまざまな場面に対応できる判断力を磨いた。捕手もこなした内野手の粟田は「球場での練習は試合をイメージしやすく、緊張感がある」と引き締まった表情で取り組んでいた。