23日から始まる「ビッグひな祭り」に登場する恐竜模型=勝浦町の人形文化交流館

 今年のテーマは美女と野獣―。昨年、勝浦町で24年ぶりに恐竜化石が発掘されたことを受け、NPO法人阿波勝浦井戸端塾は、ビッグひな祭り(23日~3月31日)のメイン会場・人形文化交流館(生名)に、「野獣」に見立てた肉食恐竜ティラノサウルスの模型を展示する。

 模型は高さ約3メートル、奥行き約6メートルのプラスチック製。1994年に町内で初めて恐竜の歯の化石が見つかった際、埼玉県のイベント会社から寄贈された。恐竜模型の足元には、町内で確認された恐竜化石含有層(ボーンベッド)で採取した石や岩(約300キロ)をちりばめた。

 他にボーンベッドでの発掘作業の流れなどをまとめたパネル8枚を設置。町内で発見された貝や植物の化石約30点も展示する。

 メンバー手作りの恐竜の着ぐるみの試着コーナーもあり、その格好のまま館内を散策できる。井戸端塾の稲井稔理事長(79)は「ひな祭りも、恐竜の化石もある勝浦を盛り上げていきたい」と話している。