石井町や阿波市などで採れた野菜を求めて、1日に1000人以上が訪れる。種苗会社竹内園芸が食堂併設の産直市として4年前にオープンさせた。
1月から3月頃までの一押しはイチゴ。入口近くの陳列台に、甘みと酸味のバランスがとれた「さちのか」、大ぶりで甘さが際立つ「紅ほっぺ」、新品種で甘く香りがいい「よつぼし」など、さまざまな銘柄のパックが並ぶ。次々に客が手に取り、午前中に品薄になることもある。
年間を通じて品種が豊富にそろうトマトのほか、夏はトウモロコシ、秋口にかけてはブドウが人気だ。
今後力を入れるというのが、石井町が特産品化を目指す紫の野菜。色鮮やかで栄養価が高く、ホウレンソウ、水菜、カリフラワー、白菜、カブを取り扱う。
併設の食堂では、季節の野菜をふんだんに使った定食やイチゴのスイーツが味わえる。
三原哲也店長は「幅広い品種の野菜や果物がそろうので贈答用としてもご利用ください」と話している。
営業時間=8:00~18:00
定休日=正月のみ
駐車場=あり
TEL:088(677)7831