石井町議会が、任期満了に伴う8月の町議選を自主解散で前倒しし、4月の町長選と同日選で行う可能性が高まっている。自主解散に反対の立場だった町議4人のうち1人が議員辞職し、別の1人が同日選に賛成する意向を示しているため。解散決議案は、28日開会する町議会定例会最終日の3月14日に審議される見通し。

 自主解散を巡っては昨年10月、町民有志が「投票に行く高齢者の負担が軽減でき、投票率が向上する」「選挙費用が削減できる」などとして、同日選を求める請願を町議会に提出。11月の臨時会では後藤忠雄議長を除く13人で起立採決し、賛成9人、反対4人で請願を採択した。

 反対した4人のうち青木雅文氏は18日、4月の県議選に出馬するため議員辞職。谷脇孝子氏が徳島新聞の取材に「支持者や他の議員の意見、請願の重みなどを踏まえて賛成したい」と述べた。大西隆夫、山根由美子両氏は「反対の立場に変わりない」としている。

 後藤議長は賛成の立場で、請願採択時に賛成だった町議の意向が変わっていなければ、同意が11人となり、解散の条件を満たす。

 決議案が可決されれば町議会は即日解散し、4月21日投開票の町長選と同日選になる。

 議会の解散に関する特例法 議員の4分の3以上が出席した議会で、5分の4以上の同意が必要と規定。石井町議会の場合、辞職した1人を除く全13人が出席した場合、11人以上の同意が条件になる。