徳島県議会は21日、本会議を再開し、丸若祐二(自民)木下功(同)長尾哲見(公明)の3氏が一般質問に立った。飯泉嘉門知事は、災害時に避難所となる県立学校の体育館をモデル的に選び、冷暖房を設置する考えを明らかにした。維持管理費などを調べ、効率的な設置方法を検証する。

 長尾氏は「昨年夏の人命に関わるほどの猛暑を考えると、夏場は学校活動や避難所の環境として望ましいとは言い難い」と指摘。知事は「空調方式や設置場所を検討の上、冷暖房を設置して検証に取り組む」と答えた。

 県教委施設整備課によると、体育館のメインアリーナの冷暖房設備は、設置費用や維持管理費が高額になるため、全国的に導入が進んでおらず、県内でも設置している県立学校はない。設置するモデル校の数や時期は今後検討する。検証で得られたデータは市町村に提供して導入の参考にしてもらう。

 丸若氏は県企業局の駐車場事業について、料金体系見直しなどの利用促進策を尋ねた。

 東端久和企業局長は、7月1日から藍場町地下駐車場(徳島市)で平日に行っている駐車料金上限制(1千円)を土日祝日に広げることや、藍場町と松茂駐車場(松茂町)で障害者向けに駐車料金の減額制度を創設することを表明した。

 木下氏は美馬市美馬町の西部健康防災公園を健康づくりに生かす方策を聞いた。

 海野修司副知事は、県西部2市2町や社会福祉協議会など障害者スポーツに携わる関係機関で「にし阿波パラスポーツ推進協議会」を創設したことを説明。公園を生かした障害者スポーツの魅力発信や指導者育成などを盛り込んだ行動計画を2019年度に策定する方針を示した。