富岡西高校卒業生の教員に取材する新聞部員=阿南市の同校

 富岡西高校(阿南市)の新聞部が、第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕)に初出場する同校野球部を特集した学校新聞作りに取り組んでいる。出場決定日に号外を発行するなど、これまでも野球部を後押しする紙面を作っており、部員は「学校全体の応援ムードを盛り上げたい」と意気込んでいる。

 新聞部は1、2年の15人が所属。部活動や校内行事などをB4用紙1、2枚にまとめた「富西新聞」を月1回程度発行し、各教室の掲示板に張り出している。

 センバツ出場が決定した1月25日には同校グラウンドで、部員8人が報道陣と一緒に取材。同日中に「野球部甲子園出場決定 123年目で悲願達成」の見出しと、喜びに沸く部員の写真を並べた号外を発行し、校内で配った。川口蒔部長(17)=2年=は「特別な場面に立ち会えて感動した。野球部のことをもっとみんなに知ってほしい」と話す。

 現在は3年生の卒業に合わせた「卒業記念号」(B4判4ページ)を制作中で、終面に野球部への応援メッセージを掲載する。2月末の発行へ向け、野球部OBやマネジャー、同校卒業生でもある森保裕教頭(60)らから、センバツ出場が決まった瞬間の様子や思いを聞き取ったり、レイアウトを考えたりしている。

 開幕が迫る3月には、応援団の練習風景や応援曲などを紹介する新聞を数回発行。応援に駆け付ける甲子園球場では、試合や応援の様子を取材し記事にする予定だ。2年の木尾有沙さん(17)は「多くの生徒に野球部に興味を持ってもらえる新聞を作りたい」と話している。