日本中世の女性史などで優れた業績を上げた歴史学者で、文化勲章を受章した滋賀県立大名誉教授の脇田晴子(わきた・はるこ)さんが27日午前11時11分、心不全のため神戸市の病院で死去した。82歳。兵庫県出身。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は歴史学者で大阪大名誉教授の夫修(おさむ)氏。

 神戸大文学部を卒業し、京大大学院を経て、1984~90年に鳴門教育大で教授を務め、その後大阪外国語大(現大阪大)教授、石川県立歴史博物館館長などを歴任した。

 女性史、商業史という分野を確立し、通説を覆す多くの業績を上げ、2005年に文化功労者に選ばれ、10年に文化勲章を受章した。