NIEの取り組みと有用性について話した野口さん=徳島新聞社

 第23回徳島県NIEセミナー(県NIE推進協議会、県教委主催)が23日、徳島市の徳島新聞社であり、教員ら約20人が新聞を使った学習の効果や実践方法に関する報告に熱心に耳を傾けた。

 日本新聞協会NIEアドバイザーで吉野川市上浦小校長の野口幸司さんが「言語能力を育てるNIE」と題して講演した。

 小学校高学年になると授業の内容が抽象的になり、そこに「9歳の壁」と呼ばれる壁があることを説明。それを乗り越えるためには「他者に説明する文体を習得する必要がある」とし、「その典型が新聞記事であり、そこに教育に新聞を活用するNIEの意義がある」などと話した。

 NIE実践指定校の上浦小(吉野川市)、岩脇小(阿南市)、佐古小(徳島市)から工夫を凝らした取り組みの報告もあった。