元気いっぱいの踊りを披露する阿波踊り連=2018年8月14日、徳島市役所前演舞場

 徳島市の阿波踊りの主催団体「阿波おどり実行委員会」は25日、今夏からの民間委託導入に向け、応募を検討する団体向けの説明会を市中央公民館で開き、県内外から13団体の約20人が参加した。26日から3月20日まで申請を受け付け、同月末に事業者を決める。

 説明会は非公開で団体名は公表されていないが、徳島新聞社や同社グループのアイデル(いずれも徳島市)などが含まれている。実行委によると、事務局職員が募集要項や要求水準書(仕様書)、応募書類の書き方などを説明した。

 関係者によると、出席者からは、実行委が公表した2019年度の収支予測に関する質問があったほか、「(多額の協賛金を期待できる)冠スポンサーを付けることはできるか」との質問も出た。事務局は「ここが民間事業者の知恵の出しどころ。提案をどんどんしてほしい」などと答えた。

 実行委が4演舞場で日替わりで行うことを決めた「総踊り」を巡り、阿波おどり振興協会との交渉の進捗状況をただす声も上がった。

 実行委の松原健士郎委員長は説明会終了後、参加団体が13あったことについて「事業者の方に関心を持っていただけていると思う」と語った。

 委託するのはチケット販売や桟敷の運営、広告の募集など事業運営全般で、期間は24年3月末までの5年間。