徳島県議選は3月29日の告示(4月7日投開票)まで1カ月となった。27日時点で立候補を予定しているのは、13選挙区の定数38に対して6人超過の44人。5選挙区で選挙戦となる見通しで、無投票は過去最多の7選挙区だった前回(2015年)を上回る8選挙区になる可能性がある。議員のなり手不足が深刻化する一方、定数超過が確実な選挙区では、激しい前哨戦が繰り広げられている。

 無投票の可能性がある選挙区は、鳴門(定数3)、小松島・勝浦(3)、吉野川(2)、三好第1(2)、名西(2)、那賀(1)、海部(2)、三好第2(1)。この8選挙区が無投票になれば、無投票当選は過去最多だった前回の14人を上回る16人。全定数の約4割が有権者の審判を受けず、県内有権者約20万人が投票の機会を失うことになる。

 現時点の立候補者の総数は、前回を5人下回っている。内訳は現職31人、(前回比1人減)、元職1人(2人減)、新人12人(2人減)。

 政党別では、自民が26人(現職20人、新人6人)で前回を1人上回った。共産は4人(現職3人、新人1人)、公明は2人(現職1人、新人1人)で前回と同数。国民民主は2人(現職2人)で前回の民主と同じだった。無所属は10人(現職5人、元職1人、新人4人)。

 政党による推薦は、自民・公明推薦2人、公明推薦15人、立憲民主・国民民主・社民推薦1人、立民・社民推薦1人となっている。

 選挙区別では、板野(定数4)が2人超過、徳島(10)、阿南(4)、阿波(2)、美馬(2)が1人オーバーしている。鳴門は出馬を予定している現職2人と新人1人のほかに新人2人が検討中で、選挙戦になるかは微妙な情勢だ。名西は、立候補を表明していた新人1人が出馬を取りやめたため、無投票になる公算が高い。

 現在の県議会(定数39、欠員3)は自民系が3分の2の26人を占める。旧民主系は4人、共産3人、公明2人、無所属1人。

 各立候補予定者は年明け以降、後援会事務所開きを行うなど動きを本格化。支持者へのあいさつ回りや街頭演説などで支持拡大に努めている。