映画の公開をPRする出演者ら=東京都港区のスペースFS汐留

 徳島県美波町を舞台にした映画「波乗りオフィスへようこそ」の都内での完成披露試写会が28日夜、港区の多目的ホール・スペースFS汐留であり、出演した宇崎竜童さんや徳島市出身の女優らが見どころを紹介した。

 応募の一般客ら約160人が出席。主役の関口知宏さんら主要キャスト10人と美波町出身の明石知幸監督、主人公のモデルとなったIT会社社長吉田基晴さんが舞台あいさつをした。

 地元住民を演じた宇崎さんは方言に苦労したエピソードを披露。「ここは『じぇ』と言ってほしいなどと、毎回(指導が入り)耳元でささやかれる。眠れませんでした」と会場を沸かせた。

 徳島市出身で女優の上田結さん、三木くるみさん、野田久美子さん、石丸佐知さんの4人も登壇し、「徳島の温かさが凝縮された映画」「徳島の皆さまに支えられ、完成した。そんなチームワークが映し出されていると思う」と語った。

 観賞した埼玉県越谷市の会社員髙星正義さん(72)は「楽しく、そして泣けた。過疎地の問題も描いていた。美波町に行ってみたいと思わせる」と話した。

 映画は4月5日に徳島市のイオンシネマ徳島で先行公開され、全国で順次上映される。