第1試合 五回1死満塁から山﨑の中犠飛で5―3とする=神戸市の滝川二高グラウンド 

 第91回選抜高校野球大会(23日開幕・甲子園)に初出場する徳島県の富岡西は9日、神戸市西区の滝川二高グラウンドで出場決定後初となる対外試合を行った。同校と2試合を戦い、主力で臨んだ第1試合は8―3で快勝。エース浮橋が好投し打線もつながるなど、調整が順調に進んでいることを印象付けた。選手を入れ替えた第2試合は5―6で惜敗した。

 第1試合は昨秋の四国大会から選手1人を入れ替え、6人の守備位置を変更。打順も3番だった坂本を1番に据えるなど大幅に組み替えて臨んだ。二回に1死一、二塁から木村の左前打と敵失で1点を先制し山﨑の右翼線二塁打、坂本の中前打で3点を追加した。1点差に追い上げられた五回には相手のミスに乗じ、犠飛や盗塁などで3点を奪うそつのない攻めを見せた。

 浮橋はテンポよく打たせて取る投球を心掛け、被安打6、3失点で完投。四死球は2で、課題だった制球が安定していた。浮橋は「置きにいった球を打たれた」と五回の3失点を反省。「甲子園ではもっと球速も必要になる」と話した。

 守備位置を入れ替えた守りは失策1で崩れなかった。遊撃手から捕手へコンバートされた粟田は「しっかり守ってくれたので、やりやすかった」と手応えを口にした。打線は8安打で8得点。9番で3打点をマークした山﨑は「投手の左右関係なく打てた。実戦感覚を磨いていく」と意気込んだ。

 第2試合は3投手が継投。野手の連係ミスが失点につながったものの、粘り強く追い上げた。小川監督は「守備位置を入れ替えたが内野はよく守れていた。浮橋はコントロールが良く、他の投手もしっかり投げられていた」と評価した。