舞台挨拶に登壇した蔦監督(左)と出演者=徳島市のあわぎんホール

 徳島市のあわぎんホールで開催中の「徳島国際映画祭2019」(「vs東京」実践委員会主催)は2日目の9日、三好市出身の蔦哲一朗監督の「AWA TURN(仮)」など26作品が上映され、徳島出身の映像クリエーターらによるトークショーなどもあった。

 徳島セレクションと銘打ち、「あの空の向こうに」「ZIDORI」など徳島が舞台の8作品を集中上映。このうち「AWA TURN(仮)」は、徳島に帰郷した女性が小学生の時に描いた堤防壁画を、町おこしのため復活させようと決意する様子を描いた作品で阿南市などでロケを行った。

 上映に先立ち、出演者らと舞台あいさつした蔦監督は「徳島の魅力を、若い人や県外にいる人にも届けて将来的にUターンなどを考えてもらいたい」と作品に込めた思いを語った。小松島市横須町の主婦中山百エさん(55)は「映像がきれいで、徳島の美しさを伝えたいという気持ちが感じられた」と話した。

 映画祭は10日まで。最終日は美波町が舞台の「波乗りオフィスへようこそ」や、県内のPR動画などが上映される。