徳島県がジェネリック医薬品(後発薬)の普及啓発を目的に作成した応援キャラクターの愛称が、石井町石井の川野陽子さん(60)が考案した「あわジェネちゃん」に決まった。県が11日に発表した。

 愛称は1~2月に公募し、30都道府県から233点が寄せられた。親しみやすさや徳島を連想するかどうかなどの面で県の担当者が審査し、川野さんの作品を最優秀作品に選んだ。川野さんには1万円相当のクオカードが贈られる。

 キャラクターは薬のカプセルを擬人化し、ねじり鉢巻きをして阿波踊りの浴衣を着ているデザイン。県は今後、ポスターやパンフレット、服薬状況が分かる「お薬手帳」などで活用する。