記録の測定や管理に有効な腕時計とスマートフォン。多くのランナーが愛用している=徳島市内

 17日の「とくしまマラソン2019」まであと4日に迫った。近年、出場者の多くが利用しているのが「ランニングウオッチ」だ。計測した走行記録をスマートフォンで管理し、効率的な練習やモチベーション向上につなげている。好記録を狙うための必須のツールとなっており、全国のランナー仲間とデータを共有して切磋琢磨する人もいる。

 ランニングウオッチには衛星利用測位システム(GPS)を搭載。走った距離やタイム、1キロ当たりのペース、心拍数、気温、標高などがコース図とともに表示される。

 ササクラスポーツ田宮本店(徳島市南田宮2)では2年ほど前から購入者が増え始め、多い月で2桁の本数が売れる。価格は2~11万円で3万円台が中心。3日の東京マラソンで自己ベストを更新した同店スタッフの片山裕介さん(29)は「レース中にリアルタイムで自分の状況が分かるので便利。記録を狙うにはなくてはならない道具」と言う。

 走行記録はスマホの関連アプリで管理し、いつでも参照できる。月間走行距離や自分が走ったペース、コースの起伏なども把握でき、これらデータを活用することで効率的な練習計画が立てやすくなる。

 さらに、ツイッターやフェイスブックなど会員制交流サイト(SNS)を通じてデータを共有し、全国のランナーと比較できたり、交流できたりするのも大きな魅力という。

 08年の第1回とくしまマラソンから完走を続けている遠藤純さん(42)=同市雑賀町西開、会社員=は「走った距離やタイムを友人と比較でき、刺激し合える。相手の様子が気になって練習をさぼらなくなった」と話し、本番に備えている。