原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場の住民説明会が14日、阿南市文化会館であり、市内外の住民34人が参加した。

 原子力発電環境整備機構(NUMO)と資源エネルギー庁の職員が、地下300メートル以上の岩盤に埋設する「地層処分」の仕組みや処分場の選定方法などを説明。「調査開始から処分場の選定まで20年かかる」と話した。

 5グループに分かれた意見交換では「地震による影響は」「想定外はないのか」と安全性に関する質問が相次いだ。職員は「地下は揺れが小さく、影響は少ない」「万が一を考慮して20年かけて適地を選ぶ」などと答えた。

 阿南市上中町岡の賀川寿郎さん(68)は「完全に安全ではないので、孫やひ孫の代まで考えると処分場の選定は大きな問題だ」と話した。

 説明会は本年度、阿南市を含め全国54カ所で行った。