徳島対愛媛 5回裏1死二、三塁、瀬口が2点右前打を放ち、4-0とする=鳴門オロナミンC球場

徳島対愛媛 5回裏1死二、三塁、瀬口が2点右前打を放ち、4-0とする=鳴門オロナミンC球場

 四国アイランドリーグplus(IL)の徳島インディゴソックスは14日、鳴門オロナミンC球場で愛媛と今季初のオープン戦を戦い、4―1で快勝した。攻撃では積極的な走塁で好機をつくり、投げては6投手が相手打線を2安打に抑えた。

 0―0の五回、チームが力を入れる走塁で試合を動かした。四球で出塁した先頭の球斗が、服部真の右前打で一気に三塁へ進み、送球がそれる間に本塁を突いた。これはアウトになったが、その後も走者を二塁に置いて外野への浅いゴロの間に本塁を狙うなど貪欲に次の塁を攻めた。

 3安打を放ち、盗塁も試みた瀬口は「アウトでもいいから積極的に走ろうとチームで話していた」と話す。

 投手陣は6人がリレー。新入団の先発上間は「自分の力を試そうと、一回から力を入れた」と4回を1安打6奪三振の好投を見せた。その後は箭内、安丸、石本、伊藤が八回まで愛媛の反撃を本塁打の1点に抑え、最後は最速147キロを記録した竹内が締めた。

 牧野監督は「今年のチームは若いので勢いが大事。追加点を取れなかったことなど課題はあるが、結果として勝てたのは良かった」と好スタートを振り返った。

 オープン戦は25日午後0時半から香川県さぬき市の志度球場で香川と対戦する。四国ILの前期リーグ開幕は30日。徳島は同日午後6時から高松市のレクザムスタジアムで香川と対戦する。