徳島県は14日、子どもや高齢者、障害者らが集う福祉拠点「県版ユニバーサルカフェ」として新たに3施設を認定した。認定制度は2016年度に創設され、今回で計12施設となった。
認定を受けたのは▽きららカフェ(阿波市市場町香美、社会福祉法人共生会)▽ハートフルカフェ(牟岐町川長、社会福祉法人若穂会)▽ぎんざ和囲和囲(三好市池田町マチ、協同組合阿波池田銀座街)。
きららカフェは障害者就労支援施設の利用者が製造したパンや弁当の販売を実施。ハートフルカフェは施設を利用する高齢者と地域住民が交流するカフェを開いている。ぎんざ和囲和囲は、商店街の空き店舗を活用して、高齢者や子どもに食事を提供している。
県庁で行われた交付式で、後藤田博副知事が3施設の代表者に認定証を手渡した。県は認定した施設を県のホームページで紹介するなどして活動を支援する。認定期間は3年間。